【日本アーカイブズ学会 2014年度・第2回研究集会】
わが国におけるアーカイブズの現状と課題 各国比較を踏まえて
日 時: 2015年1月24日(土) 13:00~17:30(12:30開場)
プログラム:
開会挨拶
問題提起 檜山幸夫(中京大学)
第1部【13:00~14:30】わが国の公文書管理の法と行政
1.公文書管理と法 上代庸平(武蔵野大学)
2.公文書管理と行政 桑原英明(中京大学)
3.公文書管理の歴史 東山京子(中京大学)
第2部【14:30~16:30】各国の文書管理の特徴
1.イタリアにおける文書館と文書管理 湯上 良(ヴェネツィア大学)
2.スペインにおける文書館と文書管理 野口健格(中央学院大学)
3.ドイツにおける文書館と文書管理 上代庸平(武蔵野大学)
4.カナダにおける文書館と文書管理 手塚崇聡(椙山女学園大学)
5.台湾における檔案館と檔案管理 東山京子(中京大学)
6.中国における档案館と档案管理 酒井恵美子(中京大学)
第3部【16:30~17:30】総合討論
司会 檜山幸夫
コメンテーター 藤吉圭二(高野山大学)
会 場: 中京大学アネックスホール(中京大学16号館6階)
共 催: 日本アーカイブズ学会 中京大学社会科学研究所
※アクセス: 地下鉄 鶴舞線 名城線 八事駅 中京大学アネックス出口
※参加費無料・事前申込不要
○ 開催趣旨 アーカイブズが市民社会においてアカウンタビリティを確保する民主的政治の知的基盤として重要であることはしばしば指摘されています。その 一方で、市民社会のあり方も政治のあり方も国や地域によって一様ではなく、それゆえ、アカウンタビリティ確保のしくみとしての各地のアーカイブズの共通性 と共に、それぞれの地域性に根ざしたアーカイブズの特殊性や固有性にも注目することは、アーカイブズという社会的・文化的機能の豊かさを考える際の、不可 欠の視点と言えます。
中京大学社会科学研究所では、かねてよりアーカイブズ研究のチームを組織し世界各地のアーカイブズ機関の調査を続け、そ の成果を発表しておられます。今回の研究集会ではこれらの成果をまとめてご報告いただくと共に、それを踏まえて日本のアーカイブズの現状を照射するような 提起をしていただき、総合討論ではフロアも交えたディスカッションを行ないます。
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