電子記録マネジメントフォーラム2014のご案内
2014年1月31日
電子記録マネジメントコンソーシアム(略称ERMC)
ERMCは、電子記録の組織的なマネジメントサイクル、長期間データ維持のための方法、証拠性を担保するための見読性,完全性,機密性,検索性の維持方式、制度面の対応方法などを運用面や利用者視点で追求し、電子記録のマネジメント基盤の確立を目指しています。本フォーラムでは電子記録マネジメントについての最新の課題等について日米の第1人者による講演とERMCの活動成果及びこれからの計画についてご報告を行います。電子記録マネジメントの最新状況をご理解いただける良い機会でもありますので、どうか多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。
記
【開催要領】
1.日 時 : 2014年3月11日(火)13:00(受付開始)~20:00
2.会 場 : 工学院大学 新宿キャンパス
〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2 Tel:03-3340-0121 新宿駅西口下車
3.講演会(13:30~17:00)工学院大学 中層棟6階 B-0663教室 (参加費無料)
①講演1.(13:40~14:40)
講師:ERMC会長 牧野二郎氏 (牧野総合法律事務所 所長)
演題:「電子記録マネジメントにおける展望と法的課題(主に匿名化をめぐって)」
②講演2.(14:50~16:30)
講師:ZL Technologies Kon Leong(カン・リョング)CEO
演題:「企業内ビッグデータのリスク管理の課題と解決、戦略的活用へのトレンド」
③報告(16:30~16:50)
ERMCイニシアティブ委員会委員長木村道弘 「ERMC活動成果と 2014年度計画について」
4.交流会(17:00~19:30)工学院大学 中層棟8階 ファカルティクラブ (参加費有料)
5.主催:電子記録マネジメントコンソーシアム
(一般財団法人日本情報経済社会推進協会、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会、一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会、一般財団法人日本データ通信協会タイムビジネス協議会、ARMA International東京支部)
【お申し込み】
氏名、所属組織名、役職、住所、メールアドレス、所属団体・学会名等をご記入の上、下記までお申し込みください。
ERMCフォーラム2014事務局
ARMA International 東京支部:電子メール
【講演会プログラム】(開場:13:00)
①主催者挨拶(13:30)
②講演1.(13:40~14:40):講師:ERMC会長 牧野二郎氏 (牧野総合法律事務所 所長)
演題:「電子記録マネジメントにおける展望と法的課題(主に匿名化をめぐって)」
要旨:わが国では、ビックデータの活用が急速に進んでいます。しかし、法的整備がなされない中では、企業が研究機関と共同する場合や、大型企業による提携企業内での活用という限定的利用になっているという実情があります。この制限を越えて、利用の枠を広げるには、匿名化などの個人情報処理が必要であるところ、その方向性が明確には定まっていないというのが実情です。昨年末に公表されたパーソナルデータに関する検討会からの報告書を踏まえながら、わが国の情報活用の課題を検討します。また、今後の企業間の提携やデータ活用の展望について、検討します。
③講演2.(14:50~16:30):講師:ZL Technologies Kon Leong(カン・リョング)CEO
演題:「企業内ビッグデータのリスク管理の課題と解決、戦略的活用へのトレンド」
要旨:ビジネスがグローバル化した昨今、企業内ビッグデータをいかに管理し、Eディスカバリ、コンプライアンス、その他各国法令に対応できるかが日本企業の急務な課題となっています。企業がいかに速やかに対応できるかが競争力に直結するとさえ言われています。このような状況のなかで、レコードマネージメントの重要性も新たに認識されています。一方で、まだ多くの企業はあちこちに別々のサイロで作成されてきたビッグデータを管理することが困難な状況にあります。本講演ではその解決策を考察し、米国の企業や政府機関がどのように対応しているかの事例もご紹介します。また、これら企業内に集積されたビッグデータを強力なナレッジの集合体であると捉え、トップマネジメントに向けた企業内ビッグデータの戦略的活用のトレンドも探ります。
④報告(16:30~17:50):ERMCイニシアティブ委員会委員長木村道弘「ERMC活動成果と 2014年度計画について」
【アクセスマップ】
JR「新宿駅」下車、西口より徒歩5分 、京王線、小田急線、地下鉄各線「新宿駅」下車、徒歩5分、都営大江戸線「都庁前駅」下車、徒歩3分