新型コロナウィルス感染拡大の影響により延期となっておりました2020年度大会(研究関連)について、このたびプログラムの概要が決まりましたので下記の通りお知らせいたします。
例年通り非会員にも開かれた形での開催とし、今年度は大会参加費を無料といたしました。アーカイブズをめぐる諸課題と可能性にご関心のある方は、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
参加申込み受付開始は10月初旬を予定しており、オンラインで申込みを実施いたします。申込み方法は準備が整い次第、学会ホームぺージに掲載するとともに、会員にはメール便で配信いたします。
日本アーカイブズ学会2020年度大会開催概要
【期日】2020年11月8日(日)ポスター研究発表・自由論題研究発表会
11月22日(日)講演会・大会企画研究会
【会場】オンライン開催
【参加費】会員・非会員ともに無料
【事前申込制】10月初め受付開始(詳細はあらためて本HPおよび会員向けメール便でお知らせします。)
【プログラム】※タイトル、時間は変更となることがあります。
11月8日(日) ポスター研究発表・自由論題研究発表会 13:00~17:10
○開会挨拶及び開催に関しての注意事項連絡 13:00~13:10
○ポスター研究発表 13:10~14:05
核融合研究の研究者・研究グループ・組織等の情報の蓄積と典拠データ化/五島敏芳・有賀暢迪・井口春和・遠藤満子・菊谷英司・高岩義信・戸田健太郎・中村優子・難波忠清・松岡啓介・柳生修二・久保伸
ワークショップ「ビラを歌おう!」―アーカイブズにおける感情・表現・身体性・共同性について考えるための試み―/平野泉・佐藤壮広
教会アーカイブズの現状と課題/阿部伊作
○自由論題研究発表会 14:20~17:10
画家・平沢貞通の画業―アーカイブの視点から/矢部恵子
中国における地震に関する档案の名称とその意味の変遷/安竟毓
アーカイブズ照明管理の適正化に向けて―国内107機関の現状分析から―/高科真紀
建築図面を対象としたアイテム別の記述法―マルセル・ブロイヤー・デジタル・アーカイブを中心とした英米の事例分析/齋藤歩
文献参照または引用の記載にみるアーカイブ資料の識別/西村由希子・五島敏芳
11月22日(日)講演会・大会企画研究会 10:30~11:30・13:30~17:00
○講演会 10:30~11:30
高橋実氏(国文学研究資料館名誉教授)
「日本のアーカイブズ論の歩みに学ぶ」
○大会企画研究会 13:30~17:00
・テーマ:「社会の多様性とアーカイビング」
・報告1「オーストラリア先住民の〈記憶の管理〉実践から、アーカイブズ学の諸概念を再考する」
清原和之氏(島根大学学術研究院人文社会科学系)
・報告2「歴史資料の非対称性と歴史研究」
檜皮瑞樹氏(千葉大学大学院人文科学研究院)
・コメント
辻川敦氏(尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ)
【問い合わせ先】
日本アーカイブズ学会事務局
〒105-0004 東京都港区新橋1-5-5 国際善隣会館5階
E-mail:office@jsas.info
HP:http://www.jsas.info/