「書」から歴史情報を読み取る
―奈良時代の書状データベース構築の目的と試みについて―
共催:科研費研究「書状文化の源流を求めて」(代表 黒田洋子)・日本アーカイブズ学会
後援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(予定)
1.テーマ
「書」から歴史情報を読み取る
―奈良時代の書状データベース構築の目的と試みについて―
2.開催趣旨
「書」は発信者によって意図的に選択されるものです。すなわち言葉とは別に、「書」自体が歴史情報を内包していると考えられます。「書」の持つ歴史情報を読み解き、歴史資料をより深く理解するためには、画像による書のデータベースを構築する作業が必要不可欠と言わなければなりません。
近年歴史資料のテキストデータ化が急速に進展しつつある現在、「書」に内包される歴史情報をどのようにしてデータ化し未来に伝えて行くことが有効かという問題は、電子環境において画像データの処理が容易になった現在、あらためて検討すべき課題です。
以上のような観点から、古代史史料のデータベース化に取り組む黒田洋子氏にご報告をお願いします。黒田氏は奈良女子大学古代学学術研究センターで正倉院文書など古代史史料のデータベース化プロジェクトに関わっておられ、これまでの成果をご報告いただきます。
3.日時
平成29年3月10日(金) 18:00-20:00(講演後の質疑応答を含む)
参加費無料
4.場所
追手門学院梅田サテライト
5.スケジュール(予定)
17:30 受付開始
18:00 研究集会開始
18:00-18:05 司会あいさつ
18:05-19:15 黒田洋子氏報告
19:15-19:35 休憩
19:35-20:00 質疑応答
20:00 終了