日本アーカイブズ学会2017年度第1回研究集会のお知らせ
日本アーカイブズ学会研究部会では、九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻、九州大学附属図書館との共催により、以下のような研究集会を実施します。ふるってご参加ください。
テーマ:「情報管理専門職をめぐる民間企業と大学・学界―記録情報管理の現状と研究教育・人材育成―」
・日程:2017年11月17日(金) 14:00~17:00 ・場所:九州大学中央図書館4階視聴覚ホール(九州大学箱崎キャンパス 福岡市東区箱崎6丁目10番地1号)
・報告
三谷直也(株式会社 日立ドキュメントソリューションズ)
「「企画」「開発」「運用」が三位一体となったプロジェクトマネジメント支援 -記録情報管理の視点から-」
高津隆(帝国データバンク史料館)
「企業の記録と資料を守るために -出番を待つアーカイブズ専門家-」
岡崎敦(九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻)
「21世紀の情報管理専門職の養成について」
・パネルディスカッション
※申し込みは不要です
○開催趣旨
情報環境が急速に変容する現代社会において、電子記録をはじめ管理すべき情報が多様化し、組織における記録の作成・管理・保存から資源としての利活用までを含むレコードキーピング(記録管理・アーカイブズ管理)の必要性・重要性はますます増大してきている。それゆえ、これら多様な記録情報を扱うアーキビスト等情報管理専門職に求められるニーズも多様化しているものと考えられる。そこで、今回の研究集会では民間企業の記録情報管理に焦点を当て、記録情報の管理や資産としての価値付け・活用を専門とする民間企業において、現在課題となっていること、求められているものとは何か、また、企業が求める専門職像に対して、大学・学界側はどのように応じ、何を提供できるか、教育研究や人材育成のあり方について具体的に議論し、今後のキャリアパスの方向性や研究・教育における連携協力の可能性を探る。
主催 日本アーカイブズ学会、九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻
共催 九州大学附属図書館