日本アーカイブズ学会第2回登録アーキビスト研修会
電子記録管理におけるアーキビストの役割
◆日時:2018年9月1日(土)14:00~17:10
◆場所:東洋大学白山キャンパス10号館A101教室
(東洋大学白山キャンパスアクセスhttp://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html)
◆コーディネーター(問題提起者)
佐藤 勝巳氏(元戸田市立郷土博物館アーカイブズ ・センター)
◆プログラム(案)
(受付開始 13:30~)
14:00〜14:05 開会(開会挨拶・趣旨説明)
14:05〜14:35 問題提起(現状の課題・ワークショップの課題設定について)
14:40〜16:00 グループディスカッション (20分×3 回ディスカッション)
*参加者の意見徴収・休憩を含む
16:00〜16:10 (休憩)
16:10〜16:50 グループ報告・コーディネーターとの意見交換
16:50〜 更新手続に関する質疑応答
17:10 閉会
趣旨
日本アーカイブズ学会では、昨年度より登録アーキビスト資格者を対象とした研修会を開催しております。そこでは、資格者のアーカイブズ学への知見を一層深めるとともに、資格者が現場で抱える課題を共有し、専門的議論を深める機会をつくりたいと考えております。第2回となる今回は「デジタル社会におけるアーキビストの役割」をテーマとしました。アーカイブズ学分野では、実物(既存文書)の管理・保存や利用者・管理者双方のツールである検索手段としてのデジタル化について議論が進んでいます。しかし、現在の社会状況を鑑みると、電子的に発生した(born-digital) 記録の管理についても、アーキビストの大きな課題になっていると考えます。とくに、組織文書の作成及び決済システムが電子的媒体を通じて行われている現在、これらの資料にアーキビストがどうアプローチしていくか、また、将来のための証拠資料としてどう管理・保存していくか苦悩している現場担当者も多いと思われます。そこで、今回の研修では、コーディネーターに佐藤 勝巳氏をお迎えし、そうした電子的に発生した(born-digital) 記録管理の現状及び課題抽出、アーキビストとしてどうアプローチしていくかなど、ワークショップ形式で考えてみたいと思います。
◆申し込み方法: お申し込みは以下のアドレスに「氏名、登録番号、所属、懇親会の参加/不参加を明記しご連絡ください。また、ぜひ今回のテーマに関し、日頃考えていること・議論したいことなども教えていただけると幸いです。toroku_archivist@jsas.info
※締め切り:8月19日(日)まで(日付が変わるまで有効)
※参加費無料。本研修会は登録アーキビスト資格者対象であり、資格者以外の方はご参加頂けません。ご了承ください。