日時:2025年2月23日(日) 14:00~16:20
開催方法:対面及びオンライン(zoom)のハイブリッド形式
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対面会場:慶應義塾大学三田キャンパス 第一校舎4階141-A教室
開催趣旨:
2024年度の日本アーカイブズ学会大会企画研究会では、公文書管理法の施行から十数年がたった現在においても、位置づけが曖昧で、アーカイブズ学における議論が必ずしも活発ではなかった司法府の文書を取り上げた。
企画研究会で課題として残されたのは、行政府・司法府と並ぶ立法府の文書である。立法府の文書を取り上げ、三権それぞれの文書の現状と課題を捉えることは、今後の公文書管理制度のあり方全体を考えるうえで不可欠といえよう。
そこで本研究集会では、その手がかりを得るべく、立法府、特に参議院及び貴族院の文書を中心に取り上げる。大蔵氏からは国会における現用文書管理について参議院事務局を中心に報告いただき、川人氏からは参議院事務局が所蔵する非現用文書である貴族院の文書「憲政資料」について報告をいただく。2報告を通じて、行政文書・司法文書との類似点・相違点を探るとともに、アーカイブズ学から立法資料を考えるうえでいかなる課題があるのか議論したい。
14:00~14:05 開会・開催趣旨説明
14:05~14:45 報告1 国会の文書管理―参議院事務局を中心に
大蔵綾子(鶴見大学非常勤講師、中央大学兼任講師)
14:45~15:25 報告2 参議院事務局所蔵の貴族院の文書「憲政資料」について
川人顕(参議院事務局庶務部文書課課長補佐)
15:25~15:35 休憩
15:35~16:15 ディスカッション
16:15~16:20 閉会・諸連絡
問い合わせ:日本アーカイブズ学会研究部会 kenkyu★jsas.info(★を「@」に変換してください。)