日本アーカイブズ学会2016年度第1回研究集会のお知らせ
日本アーカイブズ学会研究部会では、以下のような研究集会を企画いたしました。例年より時期が遅れ、かつ直前のご案内になり大変申し訳ございませんが、ふるってご参加いただきますようお願いいたします。
テーマ:「いま再び学会資格制度を考える~学会登録アーキビスト制度に関するアンケート結果報告会~」
・日程:2016年12月11日(日) 14:00-16:30 ・場所:東京外国語大学本郷サテライト3階
(JR御茶ノ水駅下車徒歩10分、東京 メトロ丸の内線・都営地下鉄大江戸線本郷三丁目駅下車徒歩3分)
・コメンテーター:中谷正克氏(立川市史)、青木祐一氏(株式会社ワンビシアーカイブズ)
・プログラム(予定) 14:00~ 開会挨拶、アンケート報告 14:45~ コメント・議論 ※終了後に懇親会を予定しております。
・参加費無料・事前申込不要
【研究会主旨】 日本アーカイブズ学会では、2012年より「学会登録アーキビスト」制度を創設し、日本における専門職アーキビストの試金石として、学会内外に対しその普及・啓発に努めてきました。創設以来、毎年度一定数の会員からの申請を受け、現在70名が学会登録アーキビストに登録されています。来年度には創設から5年を迎え、秋には2018年3月末を以て更新期限を迎える登録アーキビスト資格の第1回更新を控えていることから、学会として登録アーキビスト資格制度の現状と課題の分析が必要と考えています。 また日本におけるアーキビスト資格を巡っては、本年4月のアーカイブズ関係機関協議会において、国立公文書館が「日本におけるアーキビストの職務基準」を提示し、各団体に対し意見聴取を進めており、日本のアーカイブズ界全体でアーキビストのあり方について議論する雰囲気が高まっています。こうした動向に対し、学会登録アーキビストとして既に資格制度を有する本学会のこれまでの知見と経験は、非常に重要な議論の素材を提供するものと成り得ると考えられます。 そこで、日本アーカイブズ学会では、この夏、登録アーキビスト資格の現状と課題を把握するため、登録アーキビストを対象とした「登録アーキビスト制度に関するアンケート」を実施いたしました。本年度の研究集会では、アンケートの結果報告と、資格制度をよく知る中谷正克氏・青木祐一氏のコメントを頂き、創設5年を迎える資格制度の現状と課題を議論できればと考えております。 奮ってご参加ください。
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