人文科学とコンピュータシンポジウム(じんもんこん2014)
『オープン化するヒューマニティーズ ~ その可能性と課題を考える ~』
○日程:2014年12月13日(土)~14日(日)
○会場:国立情報学研究所/学術総合センター/一橋記念講堂(東京都千代田区)
○主催:情報処理学会 人文科学とコンピュータ研究会 (SIG-CH)
○論文募集(主なトピック)
デジタル・アーカイブ(記録、保存もしくは活用に関する技術、事例、理論など)、保存科学、文化財防災、MLA連携、デジタル博物館、デジタル化文書、ドキュメンテーション、古学・歴史学・文献学・言語学などの人文系諸学を含むデジタル・ヒューマニティーズ、人文情報学、時空間情報、視覚化、データ・マイニング、色彩情報処理、情報技術を用いた教育、WEB活用、情報検索、メタデータ、知的財産権・著作権課題など、広く人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマ、事例、現状批判、問題提起などについてのご発表も広く歓迎いたします。
※概要論文の応募についてはじんもんこん2014公式HPをご覧ください。
○主なスケジュール
募集開始 2014年7月7日(月)
概要論文締切 2014年9月12日(金)
論文採否通知 2014年10月6日(月)
カメラレディ論文締切 2014年11月7日(金)
○開催趣旨
人文学(ヒューマニティーズ)の分野でも、オープン化への注目が集まりつつあります。データのオープン化、ソフトウェアのオープン化、コミュニティのオープン化など。そこには、データベースやソフトウェア等の研究資源の共有化、分野や組織を越えて異なる専門性を持つ人々が進める協働、そしてより多様な資料に基づく新たな発見への期待などが込められています。その一方で、こうしたオープン化の動きは、従来の研究システムや権利制度との摩擦を生み出す面もあり、オープン化に伴う課題についても議論が提起されています。そこで、本シンポジウムでは、オープン化が進むヒューマニティーズを見据えたデータベースやソフトウェアの共有、組織や分野を越えた連携などの可能性を探るとともに、オープン化が引き起こす影響などの課題にも向き合いつつ、人文科学とコンピュータの未来を議論したいと考えています。
○発表形式
・口頭発表:口頭発表での持ち時間は30分(発表25分,質疑5分)です。
・ポスター発表・デモ発表:ポスター掲示のみ、またはノートパソコン等を用いたデモを実施します。ノートパソコン以上の電源が必要となるデモの場合はお問い合わせください。
皆様からの積極的な論文発表とご参加をお願いいたします。